赤色矮星の中心部は他の主系列星と比べて低温で、核融合反応は穏やかに進む。赤色矮星は質量が小さいので核融合の燃料となる水素が少ないが、それ以上に水素の消費が穏やかなため寿命は長い。赤色矮星の質量によっても異なるが、短くても数百億年、長ければ数兆年に及ぶ寿命を持つものもある(なお、太陽の寿命は100億年程度である)。赤色矮星の寿命はビッグバンが起きて宇宙が誕生してから現在までの時間(137億年)より長いため、一生を終えた赤色矮星は現在の宇宙には存在していない。
また、中心部がヘリウムの核融合が始まるほど高温にならないため、水素が燃え尽きて寿命が尽きても赤色巨星にはならずに、そのままヘリウム型の白色矮星になると考えられている。前述のように赤色矮星の寿命は現在の宇宙の年齢より長いため、ヘリウム型の白色矮星は宇宙にまだ存在していないと考えられている。
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恒星の多くは赤色矮星であるにもかかわらず、太陽系外惑星が見つかった恒星の多くは太陽に似た主系列星だった。これは系外惑星の探査が主に太陽に似た星を対象として行われてきたことが大きい。しかし2004年ごろから赤色矮星の周りを回る惑星も発見され始めた。特に2007年に赤色矮星グリーゼ581の周りに発見されたグリーゼ581cは、質量が地球の5倍と発見された系外惑星の中では特に小さい上に、発見当初は、ハビタブルゾーン内の軌道を持っているのではないかと言われたため注目を集めた。